【感染症科】新型コロナウイルス感染症に対する墨東病院感染症病棟の対応

2019年末、中国から流行を開始した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は数ヶ月で世界中に流行が拡大しました。当院は、感染症指定医療機関として、COVID-19患者の受け入れに取り組んでまいりました。

元々、2014年に感染症科外来、病棟が新しくなりました。2009年の新型インフルエンザの流行を踏まえて設計されたものです。エボラウイルス感染症などの1類感染症の受け入れも念頭に置いた病棟です。

感染症病棟について

陰圧がマイナス40パスカルまでかかり、外気にウイルス、細菌などが浮遊しない構造になっています。室内で人工呼吸器、血液透析を実施可能な広さを持つ病室が2床あります。

別に、マイナス10パスカルと若干弱い陰圧がかかる病室が8床あります。

患者が入院してくる際は、救急車が到着して感染症病棟入口まで直通のエレベーターを設置し、他の患者と接することなく、感染症病棟に入ることが出来ます。

その他、感染症科病棟では対応が難しい重症COVID-19患者の対応に備えて、集中治療室(ICU、CCU)で治療ができるように、集中治療室における陰圧換気装置の導入などを進めました。

患者さんの受け入れ訓練

COVID-19流行以前から、墨東病院感染症病棟では、エボラウイルス病や中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生に備えて、定期的に、受け入れ訓練や防護具の着脱訓練を行っていました。そのため、COVID-19に対しても現場は混乱することなく、受け入れが出来ました。

また、現場で生じた問題点などを常に検討し、今後、効果的に、安全に患者受け入れや診療が問題なくできるように常に改善できるところは無いか、検討をしています。

当院でのCOVID-19患者の受け入れ状況

墨東病院では、2019年1月の武漢からの日本人帰国者の緊急帰国から対応を開始しています。引き続き2月のダイアモンドプリンセス号乗客の受け入れをしつつ、東京都内で発生した患者を受け入れています。

引き続き、区東部医療圏の感染症指定医療機関としてCOVID-19対応に取り組んでまいります。

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2020年12月 7日 最終更新