【リハビリテーション科】A型ボツリヌス毒素(ボトックス®)注射治療を実施しています

「クローズアップ診療科」では、各診療科のトピックスや地域の先生方にお届けしたいニュースを発信していきます。
今回は、リハビリテーション科で実施しているボトックス®注射治療のご案内です。

痙縮とは

痙縮とは脳や脊髄の病変が原因となって生じる筋肉の硬さ、およびそれに伴う動かしにくさを特徴とする症状です。痙縮は日常生活に対して様々な悪影響を及ぼします。手足が動かしにくいために歩きにくい、服の着脱がしづらい、食事がしづらい、手が洗いづらいなどの生活動作の場面で特に困難をきたします。痛みをともなうこともあります。

痙縮の治療

痙縮の治療にはA型ボツリヌス毒素注射治療、経口筋弛緩薬、フェノールやアルコールによる局所注射療法、外科的治療などがあります。この中で最も有効性が高く、副作用も少ないのはA型ボツリヌス毒素注射治療です。

A型ボツリヌス毒素注射治療の有効性

A型ボツリヌス毒素は神経毒という名称から受ける印象とは異なり、極めて安全性の高い治療です。英国内科医師会によるガイドライン[National Guideline Royal College of Physicians, 2009]や、米国神経学会のガイドライン[Simpson, 2008]において種々の原因疾患による痙縮に対し本剤が最も推奨される治療と評価されています。日本でも脳卒中治療ガイドライン2009において痙縮に対するリハビリテーションとしてボツリヌス療法が推奨されています。

A型ボツリヌス毒素注射治療を受けるには

当院リハビリテーション科では積極的にA型ボツリヌス毒素注射治療を行っています。痙縮を含めて、日常生活に困難を抱え悩まれている方はリハビリテーション科の外来を受診ください。

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2015年1月 7日 最終更新