リウマチ膠原病科(外科系)

私たちは開設以来、リウマチ外科手術に積極的に取り組んできました。その経験と実績をもとに、これからも多くの患者さんの機能回復のお役に立ちたいと考えています。

診療内容

関節リウマチは病期が長くになるにしたがって、いろいろな関節に障害が出てきます。たとえば痛みのために「歩けない」、変形して「歩きにくい」「物が持ちにくい」といった症状があります。しかし、杖や車椅子を使用しなければ歩けなかった患者さんでも、手術を受けることで歩けるようになり、痛みから解放され、快適な日常生活を送ることができるようになります。そのためには手術のタイミングが非常に重要となります。私たちは常日頃外来で患者さんたちに接することによって、こうしたタイミングを失うことなく、リウマチ関節外科医と膠原病内科医が綿密な連携の下にトータルなケアにあたっています。

特色

人工関節外来

毎週木曜午後に人工関節外来を行っています。当院では人工膝関節、人工股関節、人工肘関節、人工肩関節、人工足関節、人工指関節に対するエキスパートがリウマチ外科、整形外科におり、お互いに協力して精力的に人工関節を行っております。お気軽にお問合せ下さい。

人工関節置換術

壊れた関節を復元させる最も優れた手術です。人工関節で置き換えられる関節は主として膝関節、股関節で、すでに20年の優れた成績が報告されています。人工肘関節も古くから行っており優れた長期成績を残しています。その他、肩関節、足関節、手指関節でも優れた成績を残せるようになってきています。

人工関節置換術について、詳しくはこちら

関節形成術

股関節、膝関節といった大きな関節ではなく、手関節、手指、足趾の関節など、小さな関節が対象になります。特に足趾は関節を温存させた術式を用いています。手指に関しては、断裂した腱を同時に再建することもできます。

足趾形成術

当科では関節リウマチで高度に変形した足趾に対して、関節を温存して変形を治しています。以前は関節を切除して変形を治していましたが、患者さんの満足度、変形再発の予防を考え、機能を重視した手術を提供しようと努力しています。関節リウマチのコントロールは良好ですが、足趾変形のために足の裏にタコができて痛い場合にはこのような手術を行えば、生活の質は確実に向上すると考えております。

術前   術直後   術後
術前 術直後 術後

関節固定術

痛みをとり、変形を矯正する優れた手術法で、主として足関節、手関節が対象になります。一度固定されてしまえば二度と手術は必要なくなります。

滑膜切除術

関節リウマチの原因である滑膜を切除する手術です。肩関節、膝関節は鏡視下切除といって関節鏡を用いることが多く、したがって手術創もほとんど残りません。人工関節にはまだ早い、一部関節局所の腫れがみられる患者さんが対象となります。

主な医療設備

人工関節手術対応可能なクリーンルームを2部屋確保、手術器械等も最新のものを導入するように心がけています。 病棟には膝関節リハ用具を設置、リハ室以外でも関節可動域訓練が可能です。

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2015年12月 3日 最終更新