リハビリテーション科 (技術部門)

基本方針

リハビリテーション科主任技術員
山﨑 厚志

 

当科は、リハビリテーション科常勤医師1名、理学療法士12名、作業療法士5名、言語聴覚士3名からなり、脳血管疾患、頭部外傷、脊髄損傷、神経筋疾患、骨関節疾患、呼吸器疾患、循環器疾患等の診察、訓練を行っています。

特に当院の重点医療のひとつある救急医療への介入に力を入れており、急性期からの積極的な機能回復・合併症及び廃用予防に努めています。また当科の専門病床を4床設けており、より専門的なリハビリテーション治療が必要な患者様に対しては当科が主科として治療にあたらせていただいております。

入院リハビリテーションの充実のために外来リハビリテーションは基本的に実施しておりませんが、短期的評価や特殊な治療については施行する場合がありますのでご相談下さい。

特色

急性期リハビリテーション

保険上、リハビリテーションをよりたくさん受けることができるのは回復期リハビリテーション施設です。しかし、そのような施設に転院するためには様々な条件をクリアする必要があり、特に、早期に医学的管理(人工呼吸器管理、輸液管理、薬剤投与、手術など)の必要度が減り、リハビリテーションを続ければ自宅退院できる可能性が非常に高いという条件が課せられます。

当科では平成26年9月から救命救急センターに理学療法士2名を常駐、平成27年3から脳卒中ケアユニット(SCU)に専任理学療法士を配置するなど急性期から積極的リハ治療を行い、早期離床を促し身体機能の回復をはかるとともに、ICU-AW(重症患者に発症する四肢麻痺症候群)、呼吸器合併症(肺炎等)、廃用症候群などの予防に努めています。摂食嚥下障害に対しては、早期から言語聴覚士が関わり、経口摂取可否の見極め、適切な食形態の選択など誤嚥性肺炎の予防にも努めています。

医学的管理度を軽減させて、より多くの患者様が必要に応じて回復期リハビリテーション施設に転院できるよう、または自宅退院を目指して身体機能、ADL能力を高められるよう取り組んでいます。

急性期リハ訓練の様子 急性期リハ訓練の様子
救命救急センターでのリハビリテーション SCUでのカンファレンス

業務内容

理学療法

病気や事故等により失われた機能を改善するために、専門知識・技術を持った療法士が運動療法、物理療法を駆使し訓練治療にあたり、基本動作能力(起きる、座る、立ちあがるなど)や歩行能力の改善を図ります。また、必要に応じて杖や装具の選択、調整も行っています。救命センター、ICU、SCU、HCU等での超急性期リハも積極的に行っており、早期離床と廃用症候群の予防に向けて積極的に取り組んでいます。

PT訓練の様子 PT訓練の様子

 

作業療法

身体や高次脳機能(注意、記憶など)に障害を受けた方を対象に、機能訓練や各種作業活動を用いて、身体や、高次脳機能、心に働きかけを行います。これらの訓練や活動を通して、その人らしい生活が送れるように機能回復や日常生活能力の向上を目的とした訓練、治療を行います。救命センター、SCU、HCU、後方病棟などでの早期離床へも理学療法士、看護師等と連携をはかりながら取り組んでいます。

OT訓練の様子 OT訓練の様子

 

言語聴覚療法

事故や病気によって、ことばが思い出せない、ろれつがまわらないなど言語がご不自由になられた方に対して、コミュニケーションが円滑にとれるように訓練や援助を行います。また、食べ物が飲み込みにくい、むせる等の症状をお持ちの方には、飲み込みの訓練(嚥下訓練)や安全な食事の携帯、食べ方などの指導をさせていただきます。救命センター、SCU、HCU等では早期に摂食嚥下障害へ取り組んでいます。

ST訓練の様子 ST訓練の様子

 

認定資格者一覧

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施設認定

総合リハビリテーション施設・脳血管疾患(Ⅰ)・運動器疾患(Ⅰ)

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2015年12月 4日 最終更新