リンパ浮腫外来

2016年4月19日よりリンパ浮腫の専門外来を開設しました。
形成外科の山本匠医師により、火曜日にリンパ浮腫外来を行います。
診察予約時間は、初診の方は10:00-11:00、再診の方は9:30-11:30です。

リンパ浮腫とは

リンパ浮腫とは、リンパ循環の異常により浮腫をきたす疾患のことで、がん治療や外傷・感染などのあとに発症する二次性リンパ浮腫と、明らかな原因がなく発症する原発性リンパ浮腫に分けられます。世界的には熱帯地域を中心にフィラリア感染によるリンパ浮腫が最も多いですが、日本ではがん治療後の二次性リンパ浮腫が多数を占めます。

はじめは“むくみ”として圧痕性浮腫(指で押すとへこむむくみ)を生じますが、進行すると“むくみ”がある部位に脂肪が沈着して非圧痕性浮腫(押してもへこまない浮腫)となります。リンパ液には免疫をつかさどるリンパ球などが含まれますが、リンパ浮腫ではリンパ流のうっ滞により局所免疫能が低下し感染・炎症を生じやすくなります。ケガなどの明らかな原因がなくとも、体調がすぐれない時などに患肢が熱をもち赤く腫れる蜂窩織炎を生じやすくなり、一度蜂窩織炎を生じるとリンパ流が悪化するためより蜂窩織炎を発症しやすくなる、という悪循環になります。長期に炎症をきたしリンパ浮腫が進行すると皮膚・皮下組織がかたくなり象皮病と呼ばれる状態になります。また、稀ですが長期の経過で脈管肉腫などの悪性腫瘍を生じ生命にかかわることもあります。

リンパ浮腫の主な症状は“むくみ”ですが、原因はリンパ流のうっ滞であり、この原因を改善しないことには生涯をかけて進行し続けるやっかいな病気で、早期に適切な治療を行うことが重要になります。

リンパ浮腫の診断

乳癌や子宮癌などのあとに“むくみ”を生じる二次性リンパ浮腫の場合は比較的容易に診断がつきますが、“むくみ”自体は健常な人でも経験しますし他の疾患でも生じるありふれた症状ですので、適切な検査が欠かせません。

まず内科的な診察により静脈性の疾患(静脈瘤・静脈血栓症など)・心疾患・腎疾患・肝疾患・内分泌疾患・悪性腫瘍ではないことを確認し、リンパ浮腫が疑われた場合にリンパの流れを見る画像検査を行います。特に、原因不明の原発性リンパ浮腫が疑われる方は、当外来受診前に内科で内科的疾患の診察・検査・除外されることが重要となります。

当院では、MRIおよびICGリンパ管造影検査などによりリンパ循環の評価を行っております。ICGリンパ管造影は、詳細なリンパの流れをリアルタイムに可視化できる検査で、リンパ浮腫の進行予測や治療方法の判断に有用な重症度診断としても有用な検査です。リンパ管造影検査でリンパ循環の異常を認めればリンパ浮腫の診断となり、重症度に応じて治療を行うこととなります。

リンパ浮腫の治療

主症状である“むくみ”に対し弾性着衣(リンパ浮腫用のストッキング・スリーブなど)や包帯による圧迫療法が最も重要な治療となります。リンパ浮腫は一度発症すると、自覚症状の有無・強弱にかかわらず進行し続けます。“改善したから”と圧迫療法を自己中断した場合は遅かれ早かれリンパ浮腫は悪化します。自覚症状が改善していても“リンパ流のうっ滞”という原因は解除されていないため、目に見えない・自覚できない間にもリンパ循環は悪化し続けリンパ浮腫は進行しています。圧迫療法は最も重要な治療法ですが、対症療法でありリンパ浮腫を治すことはできず生涯に渡り続ける必要があります

マニュアルリンパドレナージ(MLD)というリンパ浮腫用の特殊なマッサージが用いられることがあります。適切な訓練を受けたセラピストにより行われるもので、巷のいわゆる“リンパマッサージ”とは全く異なるものです。リンパの解剖に基づいてうっ滞したリンパの排液を促す効果を期待するものですが、効果は一時的であり週に数回といったMLDの通院治療では持続的な効果は期待できません。弾性着衣が着用不能な重症のリンパ浮腫に対し入院の上、毎日数回行い集中的に排液して弾性着衣の着用が可能とさせる意図で行う場合は有効性が高いです。なお、巷の“リンパマッサージ”などのリンパ浮腫用でないマッサージはリンパ浮腫を悪化させるリスクが高いため行ってはいけません。

圧迫療法を行っても効果がない、もしくは不十分なリンパ浮腫には手術治療が行われます。過去には、リンパ浮腫により太くなった四肢の組織を切除する手術やリンパ管を静脈の中に入れる手術(古典的リンパ管静脈吻合術)が行われ、その侵襲の大きさ(体の負担の大きさ)や合併症・再発リスクの高さから、一時期は“手術治療は禁忌”と言われる時期がありました。近年、手術技術の発達から低侵襲(体の負担が小さく)で効果的な手術治療が開発され、圧迫療法抵抗性のリンパ浮腫の治療として広まりつつあります。現在、主に行われているリンパ浮腫の外科治療は、リンパ管細静脈吻合術(LVA: lymphaticovenular anastomosis)、血管柄付きリンパ節移植術(LNT: lymph node transfer)、脂肪吸引術(LS: liposuction)の3つで、それぞれに特徴があるため、ICGリンパ管造影による重症度分類をもとに適切に治療方法を選択します。墨東病院では2015年11月よりリンパ浮腫外科治療を開始したばかりですが、2016年7月までの9か月で120件の手術(後述のLVAおよびLNTなどのリンパ浮腫外科治療)を行っております。

  • ICGリンパ管造影によるリンパ流の評価

(リンパ浮腫の進行により造影所見がLinear → Splash → Stardust → Diffuseと変化する)

Yamamoto T, et al. Characteristic indocyanine green lymphography findings in lower extremity lymphedema: the generation of a novel lymphedema severity staging system using dermal backflow patterns. Plast Reconstr Surg 2011;127(5):1979-86.

  • ICGリンパ管造影による重症度分類(DB stage)と治療方針

(適切な治療方針の検討に有用な病態評価方法)

Yamamoto T, et al. The earliest finding of indocyanine green (ICG) lymphography in asymptomatic limbs of lower extremity lymphedema patients secondary to cancer treatment: the modified dermal backflow (DB) stage and concept of subclinical lymphedema. Plast Reconstr Surg. 2011;128(4):314e-21e.

Yamamoto T, et al. Subclinical lymphedema: understanding is the clue to decision making. Plast Reconstr Surg 2013;132(3):472e3e.

 

リンパ管細静脈吻合術(LVA)

もともとリンパ液は頸部で静脈に合流し心臓・腎臓を通して尿となり排出され、溜まらないようになっていますが、リンパ浮腫ではがん治療などによりリンパ流が閉塞します。LVAでは、閉塞した部位より末梢で(子宮癌術後リンパ浮腫であれば下肢で、乳がん術後リンパ浮腫であれば上肢で)リンパ管を静脈につなぎリンパ液をバイパスさせて、リンパうっ滞を解除させます。過去に行われていた古典的リンパ管静脈吻合術とは異なり、LVAでは0.5mmほどのリンパ管を同じくらいの細い静脈に0.05mm程度の針・糸を用いて、血管・リンパ管内皮(血管・リンパ管の内側を覆っている層)同士がくっつくように繋げる手術です。血管吻合の手術では内皮同士がくっつくように繋げることが重要で、古典的吻合術では“吻合”とは名ばかりでリンパ管を静脈の中に挿入する手術でした。血液が内皮でない者に接触すると凝固する(血液が固まる)ため、古典的吻合術では“吻合部”での血栓閉塞率が極めて高くバイパス効果が不安定でした。昔は0.5mmのリンパ管をつなげる技術が未熟でしたが、今では超微小血管外科(スーパーマイクロサージャリー)という0.5mm未満の血管を確実につなげる技術によりリンパ管の吻合が可能となりました。LVAは下肢・上肢リンパ浮腫のみならず陰部リンパ浮腫や顔面リンパ浮腫に対しても施行可能です。

LVAは2cm程度の皮膚切開から局所麻酔で施行可能な最も低侵襲な外科治療です。“うっ滞したリンパをバイパスにより解除する”という、原因に対する治療でもあり、早期であればリンパ浮腫を治せる(浮腫をなくし圧迫療法が不要となる)場合もあります。進行したリンパ浮腫でも、リンパうっ滞が軽減するため圧迫療法でも改善しなかった浮腫を改善したり、蜂窩織炎の頻度が減ったり、圧迫療法を軽くさせる効果が期待できます。吻合するリンパ管の数が多いほどバイパス効果が高いため、時間内に可能な限り多くの吻合を行います。重症のリンパ浮腫ではリンパ管硬化がおこるため(リンパ管が傷み、リンパ管内を流れるリンパ液がなくなっていく)LVAによる治療効果が不十分なことがあり、追加のLVAもしくは後述のLNTやLSなどの治療が必要となることがあります。

 LVAでは非常に高度の技術および経験が必要となりますが、当院ではLVAの経験が豊富で(3000本以上のリンパ管を吻合)、海外でのLVAの公開手術やLVAに関する論文発表・講演を多数行っている形成外科医(スタッフ紹介参照)が執刀します。状態に応じて1泊2日-2泊3日の入院手術もしくは日帰り外来手術となります。LVAの技術を学びに国内外より医師が見学にくることがありますので、手術見学につきご理解・ご協力をお願いしております。

  • 圧迫療法抵抗性のリンパ浮腫に対するLVA

静脈にリンパ液が流れて透明になっている。術後、浮腫が改善し体重が7kg減少)

血管柄付きリンパ節・リンパ管移植術(LNT)

前述の通り、進行した重症リンパ浮腫ではリンパ管硬化のためLVAでは効果が不十分となります。LVAが効果的でない場合のリンパうっ滞を改善する方法としてLNTがあります。LNTでは健常な部位からリンパ節・リンパ管とそれらを栄養する血管を採取し、リンパ浮腫の患部で血管吻合をして移植します。移植された部位でリンパ節が生着すると、周囲の組織から新生リンパ管を介してリンパ液を吸収するようになります。移植されたリンパ節に吸収されたリンパ液は、リンパ節のなかで静脈に合流して循環していきます。健常なリンパ節・リンパ管を用いるため、リンパ管硬化の強い進行した重症例でも効果が期待できる治療法です(必ずしも全例に効果があるわけではありません)。乳癌術後で乳房欠損もある方の場合、自家組織移植(深下腹壁動脈穿通枝皮弁など)による乳房再建と同時に移植することも可能です。

鼠径部・側胸部・鎖骨上部・顎下部・足背部などからリンパ節・リンパ管を栄養血管と共に採取し、患肢で血管吻合・リンパ管吻合を行い移植します。通常は全身麻酔下に行いますが、病態と状況によって局所麻酔で行うことも可能です。病状・手術内容によりますが、通常2泊3日-6泊7日の入院手術となります(病状により入院が長引く可能性があります)。LVAによる治療効果が少ない進行例でも効果が期待できる治療法ですが、その治療効果は通常術後1年以上経過してからでないとあらわれず(多くは術後1年半以降に徐々に効果が増強していきます)、LVAと異なりLNTの採取部の犠牲を伴い侵襲が大きいのが難点です。LNTでは採取部にリンパ浮腫をきたす可能性がありますが(海外報告では20-30%程度)、当院ではLNTの経験が豊富で採取部のリンパ浮腫をきたしたことのない医師が執刀します(LNT 200例以上で採取部リンパ浮腫0例、スタッフ紹介参照)。

  • スーパーマイクロサージャリーの技術を用いた選択的遊離穿通枝リンパ節弁移植術

(ICGリンパ管造影を用いた術中ナビゲーションにより上肢からのリンパ流・リンパ節を温存して側胸部よりリンパ節を採取し移植)

脂肪吸引術(LS)

リンパ浮腫では進行していくと脂肪が沈着するため、仮にLVA・LNTなどの治療でリンパ液の貯留が改善したとしても、沈着した脂肪はとれないため患肢のサイズが元通りにはなりません。サイズを減少させるために脂肪を除去する必要がありますが、現在ではLSによる除去が行われております。LSの場合、LVA・LNTと異なり術直後からサイズが減少しますが、脂肪とともにリンパ管も吸引され破壊されるためリンパ循環は悪化します。そのため、LS術後には強固な圧迫療法が生涯に渡り不可欠で、圧迫療法を中断・軽減した場合には100%悪化することが明らかになっています(LVAやLNTでリンパ循環が改善している場合は圧迫療法が軽減可能なこともあります)。LS開発者の医師は高度進行例にのみ施行することを推奨しており、リンパ機能が残存している例ではLSを行っておりません。最近は美容外科などでもリンパ浮腫に対するLSを行っておりますが、リンパシンチグラフィやICGリンパ管造影などのリンパ機能の評価なしには施行すべきではない治療法のため注意が必要です(“完治”と宣伝しているクリニックもありますが、強固な圧迫療法が不可欠で完治とは程遠い状態です)。LVAやLNTでリンパ循環が改善した状態で、残存リンパ管・機能を傷害しないよう注意することが、より良い生活環境(圧迫療法を軽減しながらサイズも減少させる)には重要と考えられます。

外来受診時におけるお願い

がん治療後などの二次性下肢リンパ浮腫では、原病(がん)の治療歴(手術・放射線療法や周術期合併症の有無など)がリンパ浮腫の治療においても重要となりますので、可能な限り主治医の紹介状(診療情報提供所)をお持ち下さるようお願い致します。また、原因不明の原発性リンパ浮腫の場合につきましても、あらかじめ内科医により内科的疾患につき評価・除外をされた上で、紹介状をお持ちになり受診して下さいますようお願い致します。

その他、業績など

リンパ浮腫の診断・評価・外科治療で著明な診療・研究業績を上げております(論文については筆頭著者論文のみ記載、学会発表は招待講演・シンポジウムなどのみで一般演題発表は除く)。

英文論文・教科書

・Yamamoto T, et al. Lambda-shaped anastomosis with intravascular stenting method for safe and effective lymphaticovenular anastomosis. Plast Reconstr Surg 2011;127(5):1987-92.

・Yamamoto T, et al. The earliest finding of indocyanine green (ICG) lymphography in asymptomatic limbs of lower extremity lymphedema patients secondary to cancer treatment: the modified dermal backflow (DB) stage and concept of subclinical lymphedema. Plast Reconstr Surg. 2011;128(4):314e-21e.

・Yamamoto T, et al. Upper Extremity Lymphedema (UEL) Index: A Simple Method for Severity Evaluation of Upper Extremity Lymphedema. Ann Plast Surg 2011 Jul 5 [Epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Indocyanine green (ICG)-enhanced lymphography for upper extremity lymphedema: a novel severity staging system using dermal backflow (DB) patterns. Plast Reconstr Surg 2011 Jun 15. [Epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Indocyanine green (ICG)-enhanced lymphography for evaluation of facial lymphoedema. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2011 Jun 15 [Epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Characteristic indocyanine green lymphography findings in lower extremity lymphedema: the generation of a novel lymphedema severity staging system using dermal backflow patterns. Plast Reconstr Surg 2011;127(5):1979-86.

・Yamamoto T, et al. Lower extremity lymphedema index: a simple method for severity evaluation of lower extremity lymphedema. Ann Plast Surg 2011 Mar 14 [Epub ahead of print].

・Yamamoto T, et al. Simultaneous multi-site lymphaticovenular anastomoses for primary lower extremity and genital lymphoedema complicated with severe lymphorrhea. J Prast Reconstr Aesthet Surg 2011;64(6):812-5. Epub2010 Nov 17.

・Yamamoto T, et al. LEC score: A judgment tool for indication of indocyanine green lymphography. Ann Plast Surg. 2013;70(2):227-30.

・Yamamoto T, et al. Split intravascular stents for side-to-end lymphaticovenular anastomosis. Ann Plast Surg 2013;71(5):538-40..

・Yamamoto T, et al. Indocyanine green velocity: Lymph transportation capacity deterioration with progression of lymphedema. Ann Plast Surg 2013;71(5):591-4.

・Yamamoto T, et al. Minimally invasive lymphatic supermicrosurgery (MILS): indocyanine green-guided simultaneous multi-site lymphaticovenular anastomoses via millimeter skin incisions. Ann Plast Surg. 2012 Dec 13 [Epub ahead of print].

・Yamamoto T, et al. A modified side-to-end lymphaticovenular anastomosis. Microsurgery. 2013;33(2):130-3.

・Yamamoto T, et al. Sequential anastomosis for lymphatic supermicrosurgery: multiple lymphaticovenular anastomoses on one venule. Ann Plast Surg. 2012 Dec 13 [Epub ahead of print].

・Yamamoto T, et al. Dynamic indocyanine green lymphography for breast cancer-related arm lymphedema. Ann Plast Surg (in press).

・Yamamoto T, et al. Side-to-end lymphaticovenular anastomosis through temporary lymphatic expansion. PLoS ONE 2013;8(3):e59523. Epub 2013 Mar 25.

・Yamamoto T, et al. Indocyanine green lymphography for evaluation of genital lymphedema in secondary lower extremity lymphedema patients. J Vasc Surg Venous Lymphat Dis 2013 July 18 [Epub ahead of print].

・Yamamoto T, et al. Near-infrared illumination system-integrated microscope for supermicrosurgical lymphaticovenular anastomosis. Microsurgery 2013 Jul 9 [Epub ahead of print]..

・Yamamoto T, et al. Subclinical lymphedema: understanding is the clue to decision making. Plast Reconstr Surg 2013;132(3):472e3e..

・Yamamoto T, et al. Modified lambda-shaped lymphaticovenular anastomosis with supermicrosurgical lymphoplasty technique for a cancer-related lymphedema patient. Microsurgery 2013 Sep 13 [Epub ahead of print].

・Yamamoto T, et al. Colourful indocyanine green lymphography. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2013 Oct 1 [Epub ahead of print].

・Yamamoto T, et al. Neo-valvuloplasty for lympahtic supermicrosurgery. J Plast Reconstr Aesthet Surg 2014;67(4):587-8.

・Yamamoto T, et al. Ladder-shaped lymphaticovenular anastomosis using multiple side-to-side lymphatic anastomoses for a leg lymphedema patient. Microsurgery 2014;34(5):404-8.

・Yamamoto T, et al. Upward retraction for lymphaticovenular anastomosis in the deep fat layer. Microsurgery 2014;34(7):586-7.

・Yamamoto T, et al. Technical simplification of the supermicrosurgical side-to-end lymphaticovenular anastomosis using the parachute technique. Microsurgery 2015 Feb;35(2):129-34.

・Yamamoto T, et al. Splash, stardust, or diffuse pattern: differentiation of dermal backflow pattern is important in indocyanine green lymphography. Plast Reconstr Surg 2014;133(6):e887-8.

・Yamamoto T, et al. Navigation lymphatic supermicrosurgery for iatrogenic lymphorrhea: supermicrosurgical lymphaticolymphatic anastomosis and lymphaticovenular anastomosis under indocyanine green lymphography navigation. J Plast Reconstr Aesthet Surg 2014;67(11):1573-9.

・Yamamoto T, et al. Triple supermicrosurgical side-to-side lymphaticolymphatic anastomoses on a lymphatic vessel end-to-end anastomosed to a vein. Microsurgery 2014 Jul 15 [epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Mono-canalization of adhered lymphatic vessels for lymphatic supermicrosurgery. J Plast Reconstr Aesthet Surg 2014;67(11):e291-2. 2014 Jul 31 [epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Lymph preserving lipectomy under indocyanine green lymphography navigation. J Plast Reconstr Aesthet Surg 2015;68(1):136-7.

・Yamamoto T, et al. Supermicrosugical anastomosis of superficial lymphatic vessel to deep lymphatic vessel for a patient with cellulitis-induced chronic localized leg lymphedema. Microsurgery 2015;35(1):68-71. 2014 Sep 8 [epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Establishment of supermicrosurgical lymphaticovenular anastomosis model in rat. Microsurgery 2014 Oct 3 [Epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Multiple-In-One concept for lymphatic supermicrosurgery. Microsurgery 2014 Oct 28 [epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Efferent lymphatic vessel anastomosis (ELVA): supermicrosurgical efferent lymphatic vessel-to-venous anastomosis for the prophylactic treatment of subclinical lymphedema. Ann Plast Surg 2014 Nov 1 [Epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Indocyanine green lymphography findings in primary leg lymphedema. Eur J Vasc Endovasc Surg. 2015;49:95-102. 2014 Dec 3 [Epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Supermicrosurgical deep lymphatic vessel-to-venous anastomosis for a breast cancer-related arm lymphedema with severe sclerosis of superficial lymphatic vessels. Microsurgery 2015 Jan 17 [Epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Relationship between lymphedema and arteriosclerosis: higher cardio-ankle vascular index in lymphedematous limbs. Ann Plast Surg 2015 Feb 18 [Epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Hands-free vein visualizer for selection of recipient vein with an intact valve in lymphatic supermicrosurgery. J Plast Reconstr Aesthet Surg 2015 Feb 14 [Epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. A method of continuous indirect aspiration for field clearance in lymphatic supermicrosurgery. Microsurgery 2015 May 19 [Epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Lymphatic vessel grafting for prevention of venous reflux into a sclerotic lymphatic vessel in supermicrosurgical lymphaticovenular anastomosis. J Plast Reconstr Aesthet Surg 2016 Jan 7 [epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Microsurgical venous-branch-plasty for approximating diameter and vessels' position in lymphatic supermicrosurgery. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2016 Feb 17 [epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Practicality of lower extremity lymphedema index: lymphedema index versus volumetry-based evaluations for body-type corrected lower extremity volume evaluation. Ann Plast Surg 2016 Jan 30 [epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Versatility of indocyanine green lymphography navigation for lymphatic surgeries. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2016 Jun 3 [epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Genital lymphedema score: genital lymphedema severity scoring system based on subjective symptoms. Ann Plast Surg 2016;77(1):119-21

・Yamamoto T, et al. Quadruple-component superficial circumflex iliac artery perforator (SCIP) flap: a chimeric SCIP flap for complex ankle reconstruction of an exposed artificial joint after total ankle arthroplasty. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2016 Jun 23 [epub ahead of print]

・Yamamoto T, et al. Fusion lymphoplasty for diameter approximation in lymphatic supermicrosurgery using two lymphatic vessels for a larger recipient vein. J Plast Reconstr Aesthet Surg 2016 Jul 9 [epub ahead of print]

・Yamamoto T. Congenital Vascular Malformation- Comprehensive Review on Current Management. Part V. Contemporary Diagnosis: Imaging Modalities. Chapter 25. Indocyanine Green (ICG) Lymphography. Springer

・Yamamoto T. Congenital Vascular Malformation- Comprehensive Review on Current Management. Part V. Contemporary Diagnosis: Imaging Modalities. Chapter 25. Indocyanine Green (ICG) Lymphography. Springer

・Yamamoto T. ICG Fluorescence imaging and navigation surgery. Chapter 44. Comprehensive Lymphedema Evaluation using Dynamic ICG Lymphography. Springer

ほか

受賞

2010年6月 第34回日本リンパ学会西賞

                     「安全で効率的なリンパ管細静脈吻合術」

2011年10月 第52回日本脈管学会JCAA優秀賞

                     「ICGリンパ管造影ガイド下リンパ管細静脈吻合術」

2012年10月 第53回日本脈管学会JCAA優秀賞

                     「早期リンパ管細静脈吻合術による根治的上肢リンパ浮腫治療」

2013年9月 24th International Society of Lymphology Presidential Award

                     「MILS for early-stage lymphedema」

2013年10月 第54回日本脈管学会JCAA最優秀賞

                     「Supermicrosurgeryを用いた低侵襲リンパ浮腫外科治療」

2015年9月 25th International Society of Lymphology Presidential Award

                     「Pathophysiological evaluation of lymphedema using ICG Lymphography」

招待講演、シンポジウム、パネル、座長

2010年6月 第34回日本リンパ学会、シンポジウム

                     「LEL index:簡便な下肢リンパ浮腫評価法」

2011年5月 第111回日本外科学会総会、招待講演(国際ビデオシンポジウム)

                     「Lymphaticovenular anastomosis for lymphedema」

2011年6月 6th World Society of Reconstructive Microsurgery、パネル

                     「Characteristic ICG lymphography findings in lymphedema」

2011年9月 第15回日本臨床解剖研究会、シンポジウム

                     「二次性下肢リンパ浮腫の超早期診断」

2011年10月 30th Korean Society for Microsurgery、招待講演

                     「Reconstructive Supermicrosurgery」

2012年10月 1st Asian Pacific Federation of Societies for Reconstructive Microsurgery、招待講演「Minimally Invasive Lymphatic Supermicrosurgery (MILS)」

2012年12月 第39回日本マイクロサージャリー学会、招待講演(シンポジウム)

                     「ビデオで学ぶスーパーテクニック:リンパ管細静脈吻合術」

2012年12月 2nd International Course on Phlebo-Lymphology、招待講演

                     「Complementary aspect of supermicrosurgery」

2013年4月 International Symposium on Surgical Treatment of Lymphedema、招待講演

                     「Indocyanine green lymphography for navigation lymphatic supermicrosurgery」

2013年5月 Manchester University Micro- & Supermicrosurgery International Study Day、

                     招待講演「Reconstructive Supermicrosurgery」

2013年6月 第33回日本静脈学会、パネル

                     「最小侵襲リンパ超微小外科 (MILS)」

2013年9月 24th International Society of Lymphology、シンポジウム

                     「ICG lymphography for pathophysiological evaluation of obstructive lymphedema」

2014年3月 Barcelona Breast Meeting、招待講演

                     「The role of ICG lymphography」

                     「MILS for early-stage lymphedema」

                     「Preoperative assessment on lymphedema surgery」

2014年4月 第34回日本静脈学会、シンポジウム

                     「病態生理に基づいた閉塞性リンパ浮腫の診断と治療」

2014年6月 第37回日本リンパ学会、シンポジウム

                     「Pathophysiological Approach to Obstructive Lymphedema」

2014年9月 40th European Society of Lymphology、招待講演

                     「Lymphatic Supermicrosurgery」

2014年10月 第23回日本形成外科学会基礎学術集会、シンポジウム

                     「包括的リンパ機能・循環評価~ダイナミックICGリンパ管造影~」

2014年12月 第41回日本マイクロサージャリー学会、シンポジウム

                     「Reconstructive Supermicrosurgery for Lymphedema」

2015年9月 25th World Congress of Lymphology、パネル、座長

                     「Surgical Treatment of Lymphatic Disorders II」

2015年10月 第8回蛍光ナビゲーションサージャリ―研究会、シンポジウム

                     「ICG Lymphography Navigation for Supermicrosurgical Lymph System
        Reconstruction」

2016年6月 第36回日本静脈学会総会、シンポジウム

                     Comprehensive Surgical Treatment for Lymphedema: Supermicrosurgical
       Lymphatic Vessel Anastomosis and Lymph node Perforator Flap Transfer

日本語論文・教科書など

・山本匠、ほか。よくわかるリンパ浮腫のすべて。 87-96ページ、2011、永井書店、東京

・山本匠、ほか。下肢リンパ浮腫に対するリンパ管細静脈吻合術。エキスパート形成・再建外科:一目でわかる術式選択とテクニック。312-25ページ、2010年、中山書店、東京

・山本匠、ほか。簡便な下肢リンパ浮腫評価法。日本リンパ学会誌 2010;33(2)

・山本匠、ほか。安全で効率的なリンパ管細静脈吻合術。日本リンパ学会誌 2010;33(2)

・山本匠、ほか。リンパ管細静脈吻合術:超微小血管吻合によるリンパ浮腫治療。血管外科 2011;30(1): 45-49.

・山本匠、ほか。二次性下肢リンパ浮腫の超早期診断:subclinical lymphedemaの臨床的意義。日本臨床解剖研究会記録 2012;2:32-33.

・山本匠、ほか。ICGリンパ管造影とリンパ管細静脈吻合術によるリンパ浮腫の診断と治療、神経束反転法による神経再建。整形外科・災害外科2012;55(4):357-64.

・山本匠、ほか。ICGリンパ管造影ガイド下リンパ管細静脈吻合術。日本脈管学会誌 2012; 52:327-31.

・山本匠、ほか。ICGリンパ管造影による末梢性リンパ浮腫の病態評価。日本静脈学会誌2013;24:57-62

ほか

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2016年8月 8日 最終更新