総合診療科

臓器別の専門診療科において、ともすれば陥りがちな対象疾患中心の診療ではなく、患者さんの全身状態や心理面、社会的存在であることも十分配慮した、バランスの取れた診療を目指しています。そのために患者さん、ご家族や周囲との意思疎通を密にし、入院中のみならず退院後もよりよい診療環境を整備するように心がけています。また、必要時の院内専門各科や各部署との連携、また院外の医療機関・関係機関との連携を大切にして、患者さんの様々な問題を迅速かつ適切に解決できるよう努めています。

診療内容

ERには多くの救急患者さんが、また各診療科の外来にも多数の患者さんが来院いたしますが、入院が必要と判断されても臓器別に専門分化した既存の各科では対応が難しい場合が少なくありません。そのような患者さんの入院診療を担うことを主たる役割として、平成19年4月に総合診療科が発足いたしました。

原因が特定できない病状や、複数の疾患のため一つの専門科では対応しきれないなど、総合的な診療を要する患者さんの入院診療を担当し、病状が安定したり原因が判明して方針が明確になった場合には近隣の医療機関へ、更に専門的な検査や治療を要する場合は当院または他院の専門診療科への紹介を行います。

入院定床は10床で、原則として2週間程度の短期入院での問題解決を目指しています。原因不明の発熱や意識障害、ご高齢で多くの疾患を有する患者さんや寝たきりの患者さんの状態悪化、当院にかかりつけの患者さんが他の疾患を併発した場合なども当科で診療することになります。

特色

平成25年度に総合診療科外来を開設しました。具体的には以下のような患者さんの診療を行います。

  • 発熱が続くが原因がはっきりしない
  • 最近、体重が減ってきた(体重が増えてきた)
  • 健診で異常が出たが、どの診療科を受診したらよいかわからない
  • 症状は軽いが、重い病気かもしれないので心配だ
  • 倦怠感や疲労感が続く

当科の外来業務は専門診療科への連携(橋渡し)を前提としています。原則として、慢性疾患の継続診療は行っておりませんので、ご了承ください。

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2014年3月31日 最終更新