メッセージ

院長:梅北信孝

墨東病院は、地域の基幹病院として救急・総合医療センター機能を充実すべく、日々努力をしています。しかしながらいつまた起きるか分からない新型インフルエンザ、さらにニーズの高まる救急医療、これからの少子高齢社会、そして高度化するがん診療や複雑多様化する疾患対応などを見据え、さらなる体制整備の必要性に迫られていました。そこで将来構想を視野に入れて平成21年から国の地域医療再生計画を基本とした増改築工事が計画され、綿密な検討が重ねられた結果、平成23年秋から看護寮の取壊しと増築棟の工事が始まりました。増築棟は平成26年8月に完成、院内の改修を含めても平成27年秋頃には工事が終了 し、あらたな診療機能がプラスされた墨東病院がスタートします。区東部地域を中心とした都区民が安心・安全で質の高い医療が受けられるように、医療機器整備や人員配置についてもさらに検討を重ねてまいります。また、効率的で患者中心の医療がさらに充実するように、完成までの間も知恵を出し合って努力してまいります。引き続き、墨東病院をよろしくお願いいたします。

医療人材担当副院長:岩間徹

平成28年4月に内科系副院長(医療人材担当)に就任した岩間徹です。循環器科出身で主に虚血性心疾患に対するインターベンション治療に取り組んでまいりました。医療連携は私の任務のひとつであり、区東部の医療を充実・発展させていく上で非常に重要なことであると考えております。当院では平成27年SCU(Stroke Care Unit)、HCU(High Care Unit)、腎センター(人工透析)が新設され、重症患者さんをより円滑に収容できるようになりました。さらに平成28年度中にはCCU(Coronary Care Unit)が独立オープンする予定となっており、救命救急センター、東京ER・墨東に加えこれら重症系ユニットの稼働により地域医療機関の先生方のニーズに充分応えることが可能になると思っております。ちなみに当院の平成27年の冠動脈インターベンション症例数は527例であり、これは都内有数の実績であると自負しています。また、当院は急性期医療だけでなく、東京都がん診療連携拠点病院に指定されており、都民のみなさまに高度ながん医療を提供することのできる体制が整っております。今後の目標としては、心臓病を含む急性期のリハビリテーションを導入し、少しでも早い患者さんの社会復帰を促進することができれば、と考えております。私のもうひとつの任務に医師の研修があります。当院は初期臨床研修の希望者が多く、また東京アカデミーにおける後期専門研修医の指導体制についても、2017年度から開始される新内科専門医制度において基幹病院としての機能を果たすべく、プログラム作成等準備を進めているところです。現在多くの研修医が多忙ななかにも充実した研鑽を積んでいるところであり、若くてやる気のある医師の皆さんの応募をお待ちしております。

経営戦略担当副院長:大島哲

平成26年7月に外科系副院長に就任いたしました大島哲(あきら)です。前任地は多摩総合医療センターで血管外科医として診療に従事していました。前任者に引き続き、救急医療をはじめとした外科系診療一般を担当させていただきます。新人ですが頑張りますのでよろしくお願いいたします。
墨東病院は本年8月に新棟を開設いたしました。1階にERと初療室が、4階には救命救急センターが移転いたしました(2階には感染症外来、化学療法室があり、5階には感染症病棟が拡充されて移転しています)。初療室の1階はCT検査と血管撮影が行えるIVR-CTシステムを備えた救命撮影室であり、脳卒中や急性冠症候群(急性心筋梗塞等)、大血管疾患の加療も可能となります。また、高気圧酸素治療室も新設し、一酸化炭素中毒、脳梗塞の初療等パワーアップいたしました。
4階の救命救急センターには救命救急特定集中治療病床が増設され(12床になりました)、より多くの重篤な救急患者の集中治療が可能となりました。さらに、今後既存棟の改修により脳卒中ケアユニット(SCU)、ハイケアユニット(HCU)を新設し、またCCUを充実した急性期重篤患者の治療にあたります。
同時に総合診療基盤の強化も重要な柱の一つです。新棟3階に外来化学療法室を設置いたしました。外来通院で抗がん剤治療を行うことができます。また、術前サポートセンターを拡充し、従前の術前の検査や支援に加え、退院後の外来フォロー、在宅医療を支援し、地域の医療機関や施設との協働を推進いたします。
感染症対策、医療連携、医師の臨床研修等も、内科系副院長と協力して取り組んでまいります。地域の皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

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2016年5月27日 最終更新